2009年1月18日日曜日

一部ジャンルのアニメーション作品視聴後におけるメンタル状態

あまり上手く言うことが出来ないのだけれど、私の場合、特定ジャンルのアニメーション作品視聴後に、その結末が幸せか否かに関係なく、自身のメンタルが落ち込む場合があるようだ。

その作品の要件とは、ごく普通の中高生ぐらいが主たる登場人物で、設定的にも現実にありそうな舞台で、いわゆる青春もので、かつ、絵柄がいわゆる萌えアニメーションではない、であること。

登場人物らと自身が中高生だった当時を比較して、「自分は何故あの時、全く楽しくなかったのだろうか」と戻ってくるはずのない当時の自分への失望、後悔、これらがよみがえってくるからだ。

つまりは、自身の青春時代が充実していなかった事が原因な訳だけれど、よく考えると、そもそも上記で上げた落ち込むジャンルのアニメ作品においても、よく見ると都合の良い設定などがあるわけで、絶対的にフィクション世界の方が有利に決まっているのだが、それでもやはり落ち込む。

これが仮に、同様に私が落ち込む要素を持つような実写作品だとどういう状態になるかと言えば、不思議なことにそれほど落ち込まない。よく分からないのだが、登場人物がリアルな存在である故に、感情移入しにくいとか、舞台設定の不自然さに目がいってしまうからかも知れない。(特に日本のドラマの場合だと、登場人物自体有名なタレントである場合が多く、そのタレントが演じている虚構だという認識が強くなるのかも知れない。あと、画面がきれいにしっかり映りすぎていて、余計に嘘っぽさを感じているのかも知れない。(欧米のドラマなどはフィルム撮影したようなエフェクトが画面にかかっているが、これのおかげで現実感がアップしているという感じはする。))

アニメーションの場合、登場する人物は現実に存在しないながらも、作品世界ではしっかりと現実として存在している、と言う点において、私の場合現実感を感じるのではないかと思う。
故に、落ち込むアニメの要素から、絵柄が萌えアニメーションを除外したのも、絵柄的にリアルさから外れるからだと思う。

自分自身のリアルが、フィクションに勝てるわけがないのに、「あの時、何故あの言葉が言えなかったのだろう・・・。」等という後悔ばかり。

久々のKanon

ずっと昔に購入しておいたPSP版Kanon。
美坂栞ルートだけまだクリアしていなかったので、思い切ってやってみた。
やはり切ないゲームだわ、これ。一人しか救えない。ある意味現実的だけど・・・。