久々に更新。実に9年超放置していた。
この9年の間に何があったかというと、実は何もない。それはそれで幸せだが。
仕事は低賃金低責任でのらりくらりとやっているけれど、それでも年齢とともに重圧は増えてくる。
意外だったのは、体が結構疲れやすくなってくることだ。これは想定していなかった。
そんなこんな9年間だけれど、2回ほど海外旅行に行ってきた。2回とも英国。
2回目の英国旅行から帰ってきて、まだ日がないうちに忘れないように、書いておきたいことがあった。
一つは、自分がもの凄くセカセカと追い立てまくられて生きているなと感じたこと。
明らか英国の人のペースはゆっくりで、それは仕事でも同じで、本来は人間ってこうあるべきだな、と感じた。
なかなか日本では、セカセカしないようにする、と言うのは難しいのだけれど、できる限り余裕があるようにしていきたい。
二つ目は、どうも自分自身が過去に強迫性障害を患っていた関係か、比較的寛解しても軽い被害妄想に陥りがちで、自分に悪いことが起こるのではないかと、石橋を叩いて渡るような行き方をしている点である。
そういう状態で英国へ行ってきたのだけれど、どうやら自分は、凄く相手の挙動を観察していて、少しでも相手が妙な動きをした、と自分が認識した場合、それにとらわれてしまい、そのことばかり考えてしまうようだ。
例えば、テイクアウェイのお店でカード決済をしたとする。お店の人が無愛想な扱い(基本あちらはいわゆる日本的おもてなしはないので、無愛想が通常なのだが)でレシートをくれなかったときに、もしかして目茶苦茶な金額で決済されてしまっているのではないかと後から不安になるのである。
そもそも常識的に考えて、お店の店員さんが不正なことをしてもバレたら解雇されたりするわけで、何ら特になることはないのだが、どうも不安になってしまう。
結局、正しい金額で決済されていて(当たり前だ)、杞憂に終わる訳で単に疲れるだけだ。
なんというか、共通認識、すなわち常識が自分に若干欠けている気がしてきた。思えば人を信用しないあまり、人に対して疑り深くなっていたのかもしれない。それで無礼なことを人に行ったかもしれない。もっと人を信用しても良いのかもしれない。
何かあっても、それがあってから考えれば良いだけの話なのである。
とにかく、忘れないうちに書いておく。また何か思い出したら追記するかもしれない。